読者のみなさまへ
ここに辿り着いたあなたには、きっと理由があります。
この場所は、実際に生きてきた経験から生まれました。
多くの人が内側に抱えながらも、日々を送り、役割を果たし、何事もないように過ごしている静かで幾層にも重なった心の世界から形造られています。
なぜ自分だけが重たく感じるのだろうと思った事があるかもしれません。
自分の内側にあるものを表す言葉を、これまで誰からも与えられなかったのかもしれません。
Mental Health Japan はあなたを定義したり、変えようとしたりする場所ではありません。
言葉にならなかった感覚に輪郭を与え、経験を評価ではなく「理解」として受けとめる為に存在しています。
ここでは、何かを変える事は求められません。
あなたが抱えてきたものはあなたは一人ではありません。
あなたは、今の自分で
ここにいていいのです。
概要
Mental Health Japan は、人が心の内に抱えながらも「自分だけのものだ」と思い込んでしまいがちな内面的な現実に目を向ける事から始まった、独立したプラットフォームであり、同時に文化的な取り組みでもあります。私達は症状や診断名だけで心を切り分けるのではなく、人が日々の中で経験している感情や内面の出来事を、言葉や文化、そして日本社会に根づく「語られない空気」によって形造られる人間の現実の一部として捉えています。この活動は、人を評価したり決めつけたりする事なく、複雑な内面をそのまま語れる場所を社会の中につくる事を目指しています。そして、「苦しみは人に見せずに抱えるものだ」という長く続いてきた前提に静かに問いを投げかけます。恥や孤立ではなく、理解と「人としての共通性」によって繋がる事を通して、Mental Health Japan は人々が自分の内面を理解し、受け入れていく為の支えとなる事を目指しています。
アプローチ
Mental Health Japan は、多くの人が心の中で抱えながらも「誰にも言えないもの」「自分だけの問題」と感じてしまう静かで繊細な感情や内面の体験に目を向けるところから始まります。統計や診断、解決策よりも前に、自分自身の体験を認識する事がなければ、それらの言葉は本当の意味を持たないからです。私達は人について語るのではなく、人と並びながら言葉を紡ぐ事で、互いの経験の中に共通する理解や気づきが生まれていく事を目指しています。これまで沈黙の中で抱えられてきた繊細な感情や体験を個人の弱さとしてではなく、多くの人が共有している現実として捉え直す事で、孤立や自責の感覚を、繋がりや受け入れへと変えていきます。そこには、内面の体験が軽く扱われたり否定されたりする事なく、「人として生きる事の一部」として理解される安心出来る余白が生まれます。
ミッション
(1) これまで言葉にされてこなかった感覚に、言葉を与える事。混乱していたり、圧倒されていたり、うまく説明出来なかった内側の体験に輪郭を与える事で、自分が何を抱えてきたのかを、ようやく理解出来るようにする事。(2)「自分だけがこう感じている」という思い込みをほどく事。とても個人的に思える感覚も、実は多くの人に共通している事がある。孤独に感じるその感覚が、必ずしも現実ではないと気づけるようにする事。(3) 文化を否定するのではなく、その中にある沈黙と向き合う事。調和や慎みといった大切にされてきた価値を尊重しながらも、それらが時に、苦しさを言葉にする事や助けを求める事、自分をそのまま見せる事を難しくしている現実にも、正直に目を向ける事。(4)「こうすべき」と導いたり、直そうとしたり、診断するのではなく、その人のいる場所に寄り添う事。誰かと並んで立つように関わる中で、自分を理解する事が少しずつ受け入れる事へと繋がり、やがて人との繋がりへと広がっていく、そのプロセスを大切にする事。
目標
(1) 幼い頃から学校教育の中に、心や感情について学ぶ機会を取り入れる事。自分の内側で起きている事を理解するための言葉を早い段階から身につける事で、それが「恥」や自分への否定へと変わってしまう前に、受け止められるようにする。(2) 文化的背景にも配慮した、包括的なメンタルヘルス支援へのアクセスを広げる事。さまざまな状態や必要なサポートのレベルに応じて、誰もが無理なく支援に繋がる環境を整えていく。(3) メディアや社会の中での語られ方を見直し、より正直で、深みのある形へと変えていく事。表面的ではなく、人の内面の複雑さや現実がきちんと伝わるような表現を増やしていく。(4) 人と人が本音で繋がれる場をつくる事。無理に取り繕ったり、何かを「直そう」とするのではなく、お互いの中に自分を見つけられるような関係性を育てていく。これらの取り組みは、支援へのアクセスという側面と、社会全体の理解という側面の両方に働きかけるものです。日本におけるメンタルヘルスを、沈黙や分断の中にとどめるのではなく、言葉と理解、支え合い、そして「自分はここにいていい」と思える感覚へと少しずつ変えていく事を目指しています。
すべて精神疾患が
ここで考慮されています
不安障害群
-
全般性不安障害
-
パニック障害
-
社交不安障害
-
限局性恐怖症
-
広場恐怖症
-
分離不安障害
-
選択性緘黙
抑うつ障害群
-
大うつ病性障害
-
持続性抑うつ障害(気分変調症)
-
月経前不快気分障害
-
破壊的気分調節障害
双極性障害および関連障害群
-
双極Ⅰ型障害
-
双極Ⅱ型障害
-
気分循環性障害
強迫症および関連障害群
-
強迫症
-
身体醜形障害
-
ためこみ症
-
抜毛症
-
皮膚むしり症
心的外傷およびストレス因関連障害群
-
心的外傷後ストレス障害(PTSD)
-
複雑性PTSD
-
急性ストレス障害
-
適応障害
解離性障害群
-
解離性同一性障害
-
解離性健忘
-
離人感・現実感消失症
摂食障害群
-
神経性やせ症
-
神経性過食症
-
過食性障害
-
回避・制限性食物摂取症
-
異食症
-
反芻症
統合失調症スペクトラムおよびその他の精神病性障害群
-
統合失調症
-
統合失調感情障害
-
統合失調様障害
-
短期精神病性障害
-
妄想性障害
神経発達症群
-
自閉スペクトラム症
-
注意欠如・多動症
パーソナリティ障害群
-
妄想性パーソナリティ障害
-
スキゾイドパーソナリティ障害
-
スキゾタイパルパーソナリティ障害
-
反社会性パーソナリティ障害
-
境界性パーソナリティ障害
-
演技性パーソナリティ障害
-
回避性パーソナリティ障害
-
依存性パーソナリティ障害
-
強迫性パーソナリティ障害
